どうも。塾長です。
2年前の教科書改訂で、中学英語がとんでもないことになりました。
今まで高校でやっていた単元が中3に降りてきて、
中3でやっていたものが中2へ、
中2の内容が中1へ。。
さらに、英文法を理解する上で一番重要な「動詞」が
中1の2ヶ月足らずで終わってしまう詰め込まれよう。。
今の中学生で
「be動詞」「一般動詞」の区別を正しくできる
「主語」「動詞」「目的語」の語順の理解
ができているのは、半分くらいじゃないでしょうか?
教科書改訂前の、1年1学期末テストの平均は、大体80点前後でした。
それが改訂後、60点前後まで下がることからも、いかにヤバいか想像できると思います。
なんでこんなことが起こってしまうのか?
それは、小学校で習った単語が、覚わっている前提で進んでいくからです。
しかし、ほとんどの小学校が、生徒に単語を覚えさせる取り組みをしていないのが実情です。
そんな状態で中学の英語は
「小学校で習ったから知ってるよね〜」
というノリで進んでいきます。
ですから、この時期の小6生にやっておいてほしいのは、
●学校で習った英単語を書けるようにしておく
●その単語を発音できるようにしておく
以上二点です。
愛知県公立高校入試の一部を貼り付けておきます。
中3になったらこれを読み解いていかねばなりません。
遅れをとった状態では、このレベルの長文を読み解くのは不可能でしょう。
とにかく遅れないことが重要です。
保護者の方からみて、
「ウチの子、ヤバいかも。。」
と感じた時点で、英語だけでも外部に任せるのが得策かと思います。
中3になって慌てて塾に駆け込んでも、間に合わない、もしくはとんでもなく高額な授業料を支払うハメになります。
コツコツ積み重ねるのが、金銭的にも、時間的にも一番コスパが良いのです。
それではこの辺で。