どうも塾長です。
塾講師の仕事とは、「教えること」ではなく「身につけさせること」だと考えています。
そして「身につけさせた」延長線上に、成績アップや志望校合格があるのだと思います。
塾講師になりたての頃、「分かりやすく教えていればそれで良い」と思っていました。
もっと言うと、塾講師は「教えることが仕事」だと思っていました。
生徒も「分かりやすい!」と喜んでくれていたし、保護者の方からも「子供が分かりやすいって喜んでいます!」という言葉もたくさんもらいました。
教室長からも「中根先生は評判いいですよ!」「指名たくさん来てます!」と褒めてくれたし、何も問題ない気でいました。
でもテストでは成績が上がらない生徒もいるし、志望校に不合格になる生徒もいました。
割合としては低いですが、今と比べたらかなり多い割合で、このようなことが起こっていました。
理解してたはずじゃん!なんで?
と、当時の自分はこの結果の原因が、全くわかっていませんでした。
そこから自分で塾を開いて、あれこれ試行錯誤していくうちに、
「あとは自分でやっといてね!」
と、「身につける」という成績を上げる上で一番重要な部分を、
生徒任せにしていたことが原因だと気づきました。
自分たちの学生時代を思い出してみてほしいのですが、
先生に「やっといてね!」と言われて、実際にやっていた人が何人いたでしょうか?
実際にやる人の方が少数派だったと思います。
そのような自分の学生時代の気持ちも振り返りながら、
これは生徒任せにしてはいけないな、と気づき
「身につけさせる」=「できるようにする」ことを
システムの中に組み込むようになりました。
普段の指導も「身につけさせる」を意識しますし、
テスト前の学習会も「身につけさせる」を目的としたものです。
そうやって今の進学塾xのシステムに至りました。
それではこの辺で。