どうも塾長です。

 

突然ですが「闇金ウシジマくん」をご存知ですか?

闇金を経営するウシジマを主人公に、様々な債務者の人生を描いたマンガ、ドラマ、映画です。

短編集的な構成なので、長い話が苦手な人でも、気軽に見始められます。

小中学生にはあまり勧められないのですが、高校生以上は一度見ておくと良い作品だと思っています。

 

塾長はこれを見るたび、「真面目に生きよう」と思えるので定期的に見返しています。

 

その中でも特に好きな話が「フリーターくん編」です。

35歳で定職につかず、パチスロ三昧で、サラ金も限度額まで借りて、闇金にも手を出しているようなフリーターが主人公の回です。

この話は、胸糞悪い終わり方が多いウシジマくんの中でも、わりかし救いのある終わり方をします。

 

フリーターの宇津井は

「何かを始めようとしても、
その最初の一歩がどうしても踏み出せない。
昨日出来なかった俺に、今日の俺が出来るとはとても思えない。
だからきっと明日の俺も何も出来ないとあきらめる。
こうしている間に俺はどんどん取り残された。」

 

こんな感じで、自分の状況を客観視しながらも、結局は周りのせいにして逃げ続ける生活を送っていました。

しかし状況が変わったのをきっかけに、

 

「逃げれば逃げた分だけ、居心地の悪い所へ落ちていく。」

 

ということに気づき、定職に就いて真人間に戻ります。

 

詳しく伝えられないのがもどかしいですが、

人間が本気で変わるには、環境を変えるのが確実だと思う回です。

当時大学1年生で、2度目の大学受験に失敗して、途方に暮れていた自分は、「いつか宇津井のようになってしまうのでは?!」という恐怖感でなんとか真人間としてやって来れました。

 

「明日から頑張ろう」などと決意を新たにするのが、いかに無意味か。

そうやって明日に先延ばしにして、次の日も、その次の日も、、

結局やらずじまい。そして、それはいつしか自分の人生への諦めへつながっていく。

本気で変わりたければ、環境を変えよう。

今この瞬間から始めよう。

 

そんなことを思わせてれる話です。

 

塾にも置いてあるので、興味のある子は呼んでもいいよ!

 

それでは!