どうも塾長です。
国語の勉強って難しいですよね。
そもそも何を勉強すべきなのかが分かりづらい。。
しかしこれに対する塾長の回答は一つ。
語彙や表現の知識を増やす!
これに尽きます。
日本人だから、問題文はみんな読めます。
でも点数に差が出る。
これの原因はやはり語彙にあります。
問題を読んでいて出てきた知らない言葉を、なんとなくでやり過ごしてしまう。
だから文章そのものを「音」としての認識はできても、「意味」としての認識ができない。
なんとなくの読みが、実際の文章の内容と偶然合っていたときは、高得点を取れるけど、
文章の内容と一致しなかったときは、平均点を下回るレベルになってしまう。
これが、国語の良い時もあれば悪い時もある状態の原因なんです。
人間というのは自分に都合よく考えてしまう生き物でして、
たまたま取れた高得点を自分の実力だと信じたくなる。
点数が悪いときは、運が悪かっただけ。と片付けたくなる。
いやいや。
安定して取れない時点で、それは実力がない状態です。
国語は安定して高得点を取れるようになって、本当に実力がついたといえます。
国語を伸ばすためには、まずは語彙からです。
わからない単語と遭遇した時に、いちいち辞書で調べる。
これは国語を伸ばしたい人は必須な勉強です。
さらにその単語を使って簡単な作文をしてみるのも良いですね。
すると「知っている言葉」ではなく「使える言葉」として蓄積されていきます。
語彙を増やす努力をせずに、どれだけ問題集を積んでも無意味です。
国語はテクニックじゃない。
しっかりとした語彙のもと、正確に問題文を読んで、問いに対して適切な返事をする。
これだけです。
これを徹底するんです。
「文中の線の近くに答えがある」のようなテクニックを時々見かけますが、
はっきり言ってクソ!笑
(言葉が汚くてすみません。。)
正攻法でやるのが一番効果的なのは明白です。
あとは小さなお子さんがいらっしゃる方に向けて。
語彙というのは読書の中だけでなく、日常生活の中でも育まれていきます。
幼少期から親子間の会話が活発だったり、読み聞かせを多く経験してきた子は、多くの語彙を獲得している傾向にあります。
あえて難しい言葉遣いをして、意味を説明してみたり、幼少期から多くの「言葉」に触れる機会を作ってあげると良いと思います。
また「言葉を知る」というのは、心を平穏に保つことにも繋がるとも思っています。(これは塾長の個人的見解です)
なんだかモヤモヤした気持ちに包まれた時、それを言語化できると、客観的に自分の状況を把握できます。
客観的に自分の状況を把握できれば、その状態を解決する術を考えることができます。
キレて大声を出して怒ったり、物に当たったりする人がいますが、総じて、自分の心理状況を言語化するのが下手な人なんだと思います。
自分の心理状況が言語化できない。ゆえにモヤモヤ、イライラが平和的に解消できない。
だからそれを発散するために、大声を出してしまったり、物に当たったりしてしまう。
国語を勉強するというのは、心穏やかに生きるための方法を学ぶことなのかもしれませんね。
それではこの辺で!