どうも塾長です。
突然ですが、進学塾xは、やらない生徒には厳しいです。
理由は以下2点です。
①塾に通って勉強しないのは意味のないことだから。
②周りの生徒に悪影響が出るから。
①塾に通っているのに勉強しないのは意味がない
塾といえば、成績が上がった実績や、合格実績を打ち出している印象があると思います。
それは進学塾xも同様です。
しかし「その実績は全て塾に通ったおかげか?」と言われると、100%YESとはいえないのが現実です。
これはどこの塾でも同じことだと思います。
塾の役割というのは主に
(a)志望校合格に向けた学習のペース管理、モチベーション管理
(b)生徒個人の課題解決
だと考えています。
実績が出ている塾は、この2点が適切である証明になると言えます。
しかし実際に実績として結果を出すには、生徒本人の努力は不可欠です。
むしろこちらの方が重要度が高いです。
だから100%塾のおかげか??と言われるとYESと言い切れないんですね。
イメージしてみてください。
痩せようとジムに通っているのに、爆食いを止めない。
ピアノを習っているのに、ピアノのレッスンが無い日は一切練習しない。
歯医者で虫歯を治してもらったのに、歯磨きをサボる。
全部意味がないことです。
例を挙げ出したらキリがないですが、自分の現状を変えようとするならば、
すでにその道のプロから習う+自分で行う努力
これが1番効率が良いです。
自分の努力のみで変えることもできますが、方法の試行錯誤というステップが入ってくるので、プロから習えばそのステップをスキップすることができます。
とにかくいずれの方法にしても、「自分で努力する」ことは成長に欠かせない行動なわけです。
お金を頂く以上、それを怠る生徒には厳しく対応します。
②やらない子を放置すると塾の雰囲気悪化につながる
塾も商売です。
一度入塾さえしてもらえば、甘いこと言って、適当に楽しんでもらっていれば退塾にはつながらないので、商売的にはこっちの方が美味しいです。
(保護者の皆さんも、子供が「辞めたい」と言い出さない限りは、辞めさせようとは思わないのではないでしょうか??)
しかし、それならば大手から独立する必要はなかったわけです。
しっかり頑張りたい子を、ちゃんと結果につなげてあげられるような塾が作りたかったから独立したんです。
薄々自分で気付いていたのですが、塾長は
商売人<<<<職人
であるタイプです。
(誰か代わりに経営してくれないかなぁ。。なんて時々思います。)
俺は塾としての責務を全うする!!
気持ちとしては某キャラクターです。
で、やらない子に対して甘い対応をすると、他の生徒は
「あ、この塾は宿題やらなくても大丈夫なんだ」
となってしまい、次第に塾としてあるべき雰囲気が損なわれていきます。
こうなってしまったらもうお終いです。
塾長なら塾を閉めます。
そんな塾に存在価値は無いからです。
だから、生徒がやるべきことをやらないことに対して、厳しく接した結果
退塾されてしまおうが、それは仕方のないことだと思います。
退塾上等です。
逆にしっかりやる子に退塾されてしまうと、相当凹むと思います。(今のところこれは0で済んでます)
上記のような理由から、やらない子にはかなり厳しく対応するようにしています。
しかし、単に厳しくするだけだと、今度は生徒が
「いかに怒られずに済むか」
のみを意識するようになり、塾が導きたい方向とはベクトルが違ってきてしまいます。
ですので、厳しく言うときは必ず
①なんのためにやってるのか
②行動を変えないとどういう結末が待っているのかを一緒に想像してみる
③その行動の意味の無さ
をセットで一緒に考えるようにしています。
こいつめんどくさいなぁと思われても構いません。
結果的に「真面目にやるのが一番楽だ」となってもらえれば塾長の思う壺。
ちなみに、「うちの人が払ってくれるお金が無駄だよね?」
とは言いません。
ウン万円という額が高額なのは学生にもわかると思いますが、
それを稼ぎ出す大変さを真に理解するには、やはり自分で汗水垂らして働く経験がないと難しいからです。
(塾長は高校卒業後、浪人先の予備校が始まるまで、引っ越し屋で短期バイトをしていました。
始発から終電までの肉体労働が連日続き、疲労からくる蕁麻疹が出たり、散々でした。
その結果得たお金が20万円。このとき初めて親のありがたさ、偉大さを身にしみて実感しました。笑)
最後は話が脱線しましたが、ウチはやらない子には厳しいです。
一生懸命頑張って、良い結果を出したい子、待ってます。
そういう子には最高の環境を用意してますので!
それでは。