どうも塾長です。
各中学校、学年末テストが近づいてきましたので、以前どこかの記事でも書きましたが、リマインドしておきます。
勉強とは×を◯にすることである。
これは全ての学生に、心に留めておいて欲しいことです。
そんなことわかってるよ!という人もいるでしょうが、本当に全ての演習でその意識を持てていますか??
巷にはいろんな勉強法が溢れていますが、
まずは「×を◯にすること」に常に意識が向いていないといけません。
改善を積み重ねることでしか、状況は変わりませんから。
単語や漢字を、ひたすらノートに書き殴っている。
問題は解くものの、赤で答えを写して終わり。
これではいけません。
これはもう勉強ではなく、手の運動です。
英単語や漢字を覚えるならば、隠してテストをして、丸になるまで繰り返す(=アウトプット)。
思考系の科目(理科や数学など)ならば、解説や教科書を読んで理解するだけでなく、どう考えたら解説の解き方が発想できるのか、また解き方を発想するために欠けている知識は何なのか、まで深掘りする。
また社会のように体系的な暗記が必要である科目は、単語一つひとつを暗記するのででなく、
歴史で言えば「歴史の流れ」という幹の部分に「人名などの用語」を枝葉としてくっつけていくように、
地理で言えば「地理的特徴」を幹として「地名や特産品などの用語」を枝葉としてくっつけていくように、
そしてそれらを最後、自分で一通りまとまりを持って説明できるようになるまで。
国語や英語の問題であれば、答えの根拠を言語化できるまで。
このように常に「本番で解けるか?」「本番で考え方などを再現できるか?」を念頭に置いた勉強が必要です。
そして「本番でも大丈夫!」となるまでやるのです。
それがテスト勉強のゴールです。
学校では「平日4時間、休日8時間」と言われるので、ついつい勉強時間を稼ぐことが目的になってしまっている子もいるでしょう。
しかし、「本番でも大丈夫!」という状態に1時間で持っていけるのなら、1時間でもいいんです。
逆に8時間かけても、そこまで持っていけないのなら、9時間10時間とやる必要があるんです。
こういった意識がついてこれば、高得点も連発できるはずです。
「ウチの子頑張ってるのに、成績がイマイチだわ。。」
という場合、大体意識が「そこ」に向いておらず、綺麗なノートを作るの(あくまで一例です)が目的になっていたりします。
頑張ってるのに、思うように結果がついて来ない子。
自分はもしかしたら頭が悪いんじゃ。。と凹んでいませんか??
もしかしたら、ベクトルをあるべき方向に向けるだけで、劇的に変わるかもしれませんよ!
合言葉は
「今やっている問題は、本番で解ける??」
です!
それでは!