どうも塾長です。

 

昨今よく耳にする「コスパ・タイパ」という言葉。

※コスパ=コストパフォーマンス=かけたコストに対してより効率良く結果を得ること

※タイパ=タイムパフォーマンス=かけた時間に対してより効率良く結果を得ること

 

そんな言葉に学生時代から毒されてはいけないなと、感じます。

 

経験・思考が浅いまま、タイパやコスパを求めると、結局本質的な理解には至らず、上っ面だけの解決策を求めるようになります。

 

塾で言うなれば、「「なぜそうなるのか」とかどうでもいいから、すぐに答えが導き出せる方法を教えてくれよ」とかそういった話です。

 

持論ですが、タイパやコスパの良い方法というのは、ある程度経験を積んだ人や、ある程度深い思考ができる人が、より効率化を求めて体系化していく中で作り上げられていくものだと考えています。

 

上っ面だけをすくって、タイパ・コスパを求めていく風潮は、結局本質的な解決に至るまでの道のりが長引き、逆にタイパ・コスパを悪くしているとも言えます。

 

つまり、一見遠回りに見える作業だけども、根本を追い求めていくような姿勢が、最終的にパフォーマンス(=結果)をあげていくし、初めからタイパ・コスパを求めていく姿勢は、最終的に十分なパフォーマンスを得られないことに繋がります。

 

 

国語の論説文みたいな言い回しになってしまいましたが、

(最近入試対策の授業準備でたくさん読んだせいです笑)

 

タイパ・コスパっていう言葉を隠れ蓑にして、じっくり本質に向き合うことから逃げてない??

 

ってことが言いたいんです。

 

なんでこんなことを書こうと思ったのかと言いますと、

 

ここ1ヶ月くらいで爆伸びしてる3年生は、みんなじっくりコツコツ、基礎基本をこれでもかというくらい踏み固める勉強をしてきた子達なんですよ。

今年だけじゃなく、去年も一昨年も、受験直前の1,2ヶ月で爆伸びしてきた子は、みんなこの勉強を通過してきています。

 

いついかなる時も揺るがない得点力。これこそが本物のパフォーマンスなんじゃないか?と思いました。

 

コツコツ全力でやるのが結局一番コスパ・タイパが良いってことですね!

 

というか、結果に繋がらなくても全力・本気でやるのは、「本気でやった」経験が残ります。

 

つまり本気で何かをやってみるというのは、何一つ無駄にはならないんんだね!

 

やらぬ後悔より、やって大成功!(by令和ロマン)

 

それでは。