どうも塾長です。
定期テストで90点取る方法が知りたいかーーー??
答えは簡単。
テスト範囲に書かれていることを、全て完璧にしましょう。
以上です。
え?
もっとなんかこう、秘伝のワザ的な何かがあるんじゃないんですか?って??
ないですよ、そんなもの。
テスト範囲に書いてある、ワーク・プリント・教科書の章末問題に至るまで、何が出てきても対応できるようにしておく。
これだけです。
それでは!
….これだけだと雑すぎて非難轟々だと思うので、もう少し具体的にしておきます。
まず「完璧」とは?
「完璧」というワードは、主観的で抽象的なワードです。
ここを具体的に定義するところから始めます。
塾長が言う完璧とは、「問題を見た瞬間に答えや解き方が浮かぶレベル」「数値や単語や問われ方が変わっても対応できる確信が持てるレベル」まで仕上がっていることです。
いやあ、いくら定期テストとはいえ、この量を全部そのレベルまで持っていくのは厳しいっすよ〜
となってしまう子が大半なのですが、ガムシャラにやるだけでは到達できる領域ではありません。
なので効率化を目指す必要があります。
効率よく勉強していくためには、勉強の時に「これテストで出たら解けるだろうか?」という視点を常に持っておくことが必要です。
んな当たり前な、と思うかもしれませんが、意外とできていない子が多いのが現状です。
例えば、
単語を覚えるために、ひたすらノートに書き殴り続けたり、
ワークを綺麗に保つために、途中式や思考のメモを別のノートに書いたり(または書かずに脳内で完結させたり)、
教科書を見ながら進めて、×を一切つけない解き方をしたり、
まだこれならマシな方かもしれません。
問題を解いて、赤で答えを写して終わり。
とかだと、目も当てられない結果になります。
要するに、「テストで点を取る」というところにベクトルが向いていない子が意外と多いのです。
思考停止勉強と勝手に名付けています。
「どれだけ頑張っても覚えられなくて。。」という子のノートを見てみると、見事に同じ単語が一行、1ページに渡って書き連ねられたりしています。
暗記は「どれだけ思い出そうとしたか」が全てです。
思考系科目なら「どれだけ解き方を言語化したか」が全てです。
たくさん単語が書いてあったり、数学のワークに赤で解説まで書き写されていたりすると、頑張っているようには見えます。
しかし、点数を取ることを目的としているならば、やはりすぐに止めさせたい取り組み方です。
完璧を達成するためには、思考停止した手の運動に割く時間など1ミリも無いのです。
暗記が苦手な子は、以下を実践してみてください。
例えばinterestingを覚えることになったとします。
(1年生が1番初めにつまづく長い単語です。もはや定番すぎて、逆に覚えちゃってるとかはあるかもしれませんね笑)
interesting 興味深い・面白い
じっと10秒ほどスペルを眺めて、手で隠して書いてみる。
を繰り返してください。手で隠して書いている間、「思い出そうとする」はずです。
一回眺めて書けなかったら、もう一回10秒だけ眺めてください。そしてまた、手で隠して書いてみる。
それを書けるまで反復してください。
1単語、何も見ずに書くことができたら、今度はそれを2単語、3単語、1ページ、1ユニット、と増やしてきましょう。
単なる暗記ですが、これだけで何十回書くよりも、数倍の時間が浮きます。
頭は疲れますが、手は疲れません。
この「頭が疲れた〜」という状態が勉強後にあるなら、それは非常に効果的だと言えます。
冗長になってしまいましたが、ポイントを端的にまとめると
「テストで点を取ることにベクトルを向けて、完璧になるまでやろう」
「面倒は避けては通れません。腹を括りましょう」
以上です!
それでは。