どうも塾長です。
突然ですが、
①25×16は暗算できますか?
②23×15はどうでしょうか?
おそらくこのブログの読者の皆様は、保護者世代の方がほとんどかと思いますが、
もしも小中学生のお子様がいらっしゃる場合、一度聞いてみてください。
①400 ②345と即答できるなら、大丈夫です◎
即答できなかったらなんなんだ、と思われるでしょうが、即答できなかった場合、
小学生なら算数
中学生なら理科数学
が苦手ではありませんか?
全員に当てはまるわけではないですが、その傾向はあると思います。
現に理科数学や算数を苦手とする生徒は、どんな計算でも筆算に頼っているのをよく見かけます。
×100や÷10のような、小数点を動かすだけの計算ですら筆算を使っているようだと、かなり危険です。
これは、単純な計算に脳や時間のリソースを割きすぎて、問題を解くのに割く脳や時間のリソースが足りていない状態です。
脳のパワーが全部で100あるとして、
計算に5しか使わなければ、問題を解くのに95のパワーを使えます。
計算に50使ってしまうと、問題を解くのに50のパワーしか使えません。
つまりはそういうことです。
ですから、算数・数学が苦手で、なおかつ何かと筆算に頼っている状態である場合、まずはここの部分の改善から着手する必要があります。
生徒の皆さんの中には塾長に
「筆算禁止!」
「暗算でやって!」
とよく言われてる人もいるでしょう。
「暗算でやって!」
と言うと、たまに脳内で筆算をし始めてしまう子もいますが、脳内で筆算するならそれは書いてください笑
「筆算禁止!」
「暗算でやって!」
と言うのは、「脳内で筆算が必要ない形で工夫して計算して!」という意味です。
ここで必要になってくるスキルは、数字を分解するスキルです。
例えば
25という数字は
5×5、30-5、20+5、100÷4
など、さまざまな形で分解・表現できます。
それらを組み合わせて、綺麗な数値を作るように計算をします。
25×16なら、(25って×4で100になるから、4がほしいな〜)
25×4×4 (16は4×4だから、4作れるじゃん!)
=100×4
=400
23×15なら (端数が邪魔なのでキリの良い数と端数で分けたいな)
(20+3)×15
=20×15+3×15
=300+45
=345
(30-7)×15
=30×15-7×15
=450-105
=345
でも良いですね!
今は可視化するために計算過程を文字にして表しましたが、これを脳内でやれるようにします。
入塾して半年ほど経つ小学生の生徒は、
塾長「113÷3はいくつ余る?」
生徒「(少し思考したあと)2!」
塾長「どうやって考えた?」
と聞くと
まず3×30=90
113-90=23
23÷3の
あまりは2
と説明してきて、成長を実感しました。
このような具体的な考え方は教えていないのですが、自分で工夫していく中で、この方法を発想したそうです。
この子も元々は何かと筆算をしているタイプの子でしたが、このような思考回路がインプットされたことで、 今後様々な単元の処理スピードが上がっていくことでしょう。
このような思考習慣は一朝一夕で身につくものではありません。
日々意識して使っていく中で、いつしか習慣的にできるようになっていきます。
スポーツで言うならば、正しいフォームでプレーすることと同じです。
今回の筆算禁止令はあくまで一例に過ぎませんが、思考習慣を改善するのは、早ければ早い方が良いです。
中学生になると、時間的・精神的余裕が少なくなるなくことから「筆算でできるからいーやん!」となってしまいがちです。
(もちろんこれだと解くのに時間を食います。)
できない・苦手の原因は様々ですが、このような思考習慣に起因している場合は、それなりの時間と労力を覚悟して勉強に臨む必要があります。
スキマ時間で、親子で100を作ろうゲームとかやると面白いかもしれませんね!
(数字は100じゃなくてもなんでも良いです。割り算縛り、掛け算縛り、整数縛りなど条件に制限をつけても良いですね)
×縛りなら
2×50、4×25、2×5×10、50/2×4
みたいな感じです。
31を掛け算・整数縛りで作ろうとすると、
1×31しかできんやん!?
と、素数の存在に気づいたり、新たな分野へ広がっていく可能性もあります。
楽しみながらやれるなら、それが一番ですのでぜひやってみてください。
それではこの辺で。
