どうも塾長です。

 

公立入試まであと11日となりました。

 

世の中3生は必死になってやっていることでしょう。

 

あとたった11日。されど11日。現状別にやることをざっくりまとめたので、参考までに。

やり方次第ではまだまだ伸びます!

①すでに基礎基本はおおむね身についている子

全体的に過去にやった問題の復習を7割、新しく取り組む問題を3割くらいの比率で進めましょう。

 

国語

なぜその選択肢になるのか、本文とよく照らし合わせながら確定させていくような勉強をしてください。

国語は答えの根拠が希薄になりがちですが、本文中に必ず根拠は存在します。

「本文中にそのまま書いてある」「本文中の表現の言い換えになっている」「原因と結果が逆に書いてある」「本文中には書いてあるが、問題文の返事になっていない」

このようなことが選択の根拠となります。

特に良い時と悪い時の差が激しい子は、これを意識して解いてください。

 

数学

演習の中で引っかかった公式や定理を瞬時に出てくる状態まで覚えてください。

例えば、

「点と線の距離は、点から線に下ろした垂線のことである」

「三角形の頂点から底辺に引かれた線は、面積を底辺の比で分ける」

「平行四辺形の対角線の交点を通る直線は、平行四辺形の面積を二等分する」

のような細かい部分までです。

意外とそこの抜け漏れがある子が多いです。

【どのように解き方を発想するか

→どのような定理や公式を使っていくか

→絡まり合った情報を一つ一つ整理していけるか】

この一連の流れがスムーズにできる問題を一つでも多く増やしてください。

 

英語

問題を解く中で、わからなかった単語やイディオムや会話表現を一つ一つ丁寧に拾って、覚えてください。

英文の構造が取れなかった部分は、そこに関連する文法を復習し直してください。

(例)There is a story of a pet that helped an old woman.

このthatは何か?主語(代名詞)になるなら接続詞が必要だ。だから「それは/あれは」ではない。接続詞になるなら、thatの後ろに主語がないとダメだ。だからthatは関係代名詞でthat〜womanを一括りにして、a pet を修飾してる!

だから訳は「老女を助けたペットの話がある」となるわけだ!

ちょっと怪しかったから関係代名詞もう一回やっとこうかな。

と言った感じです。

全文ここまで丁寧に考える必要はないですが、訳がパッと出てこないような文は、構造をしっかり把握することが重要です。

 

理科

とにかく演習あるのみ!計算問題は大体比を使うので、比を既に上手く扱える子は計算問題をたくさんやりましょう。

大問3の最後(化学分野の計算)、大問4の最後(物理分野の計算)。

ここはほぼ毎年出題されるので、うまく処理できるようにしておきましょう。

愛知県の理科は難易度が高い(平均が低い)ので、細かい部分まで理解しておく必要があります。

演習を通じて、少しでも理解していないところがあれば、一つ一つ埋めていきましょう。

 

社会

これも演習あるのみです。以下地歴公民に分けて。

●歴史

入試は幅広く出題されるので、演習の中で覚えていない部分があれば、逐一覚えてください。

あとは日本の出来事と海外の出来事の怒った時代をおおむね一致させておくと良いでしょう。(教科書最後の折り畳んであるページ)

「文化」、「政治」、「外交」という軸で、一通りの歴史を把握してくと良いです。

 

●地理

都道府県の特徴や、代表的な国の特徴を演習の中で覚えましょう。

雨温図と地図上の地域も大まかに把握できているとさらに良いです。

地図読みが苦手な子はたくさんの問題に当たってください。

 

●公民

代表的な憲法の条文、景気の対策、各種権利(具体例と一緒に)、政治の仕組み(国政と地方自治)

この辺りを狙い撃ちしておくと良い気がします。

 

②正直ここまでサボりがちだった子

 

とにかく理科と社会と数学の計算で悪あがきしてください。

+問題文をよく読むことを意識してください。

 

残念ながら、数学(大問2.3)と英語は、さまざまな単元がミックスされたり、応用力が問われるので、今からやっても間に合いません。国語はもしかしたら大丈夫かもです。

 

国語

国語は生まれてきてから今現在までの積み重ねです。

読み方にさえ注意すれば、語彙力や読解力のある子なら飛躍的にアップしそうです。

しかし語彙力、読解力がない人は正直厳しいです。

一度「基礎基本ができている子」向けにかいたやり方を参考にして解いてみてください。

うまくいきそうならやる価値アリです!

 

社会

基本的に上に書いてある通りです。

ただし量をこなしましょう。

できるだけたくさん覚えて、それを突破口にして、選択肢を削れるようにしましょう。

勘でやるにしても、なるべく選択肢を絞った上で、選びましょう。

 

理科

大問2〜5の(1)〜(2)の部分で得点を目指そう!

難易度の高い理科ですが、それぞれの(1)(2)は基本的なことを聞かれることが多いです。

演習の中でも、大きい問題の(1)〜(2)のみに絞って、演習を積んでください。

 

数学

●計算はできる子

→「確率」「資料の活用」に絞って復習してください。

 

●計算も危うい子

→「正負の計算」「文字式」「方程式」「連立方程式」「二次方程式」「展開と因数分解」「平方根」

この単元だけきちんと理解して、大量に問題を解きましょう。

 

●「正負の計算」も危うい子

→ロト6だと思って色を塗りましょう笑

(笑い事ではないけど。。。)

 

 

長くなってしまいましたが、悔いの無いよう頑張れ!

 

それではこの辺で。