どうも塾長です。

 

「思いやり」って大切ですよね。

いきなり何を言い出すんだと思った方すみません。

 

「思いやり」=「相手の立場に立って考える」

と定義しておきましょう。

 

「相手の立場に立って考える」ためには、自分自身に余裕が必要です。

自分のことで手一杯の人は、「相手の立場に立って考える」ことが難しくなります。

 

これは生徒に教える時にも、同じことが言えると思います。

 

先生が「教えること」でいっぱいいっぱいのとき、生徒を思いやることまで気を回せません。

ですから、先生は事前に「十分な科目知識を持つ」「ある程度教える流れを組み立てておく」ことが必要になります。

すると、授業中に生徒側に立って考える視点を持つ余裕が生まれます。

 

●今の説明で生徒はどういう捉え方をするか

●板書が生徒からきちんと見えているか(体や手で隠してしまっていないか)

●生徒が答えに詰まっているが、どのポイントが理解できていないのか、またはどのような勘違いをしているのか

●理解はさせたが、テストで再現可能な状態か。また再現可能な状態にするには、何を指示するべきか。

 

塾講師の仕事は、「勉強を教えること」ではなく「生徒の成績を上げること」「生徒を志望校に合格させること」なので、仕事を全うするためには、こういった分析に気をまわせるようになることが必要です。

 

新人講師研修も佳境に入ってきました。

デビューはもうすぐです!

 

それではこの辺で。