どうも塾長です。
この子、やけに計算ミス多いよなぁ。
この子、なんでこんなに解くのに時間がかかるんだろう。
この子、なんで授業の時はできてたのに、宿題はこんなに出来が悪いんだろう。
個別指導塾において、こういった出来事は日常茶飯事です。
で、そういった生徒たちのノートを観察してみると、こんなパターンがよく見えます。
パターン1「詰め詰め」
ノートに詰め詰めに書かれているパターンです。
式が、どこで切れているのかもわからないほどに詰め詰め。。
式変形する時の計算や、その他細々とした計算は脳内で済ませているようです。
1行で全て済ませたいのが、よくわかります。
これじゃあケアレスミス連発しちゃうよ。。
パターン2「問題と途中式が離ればなれ」
途中式と問題が離れていると、頻繁に目線の移動が起こります。
その中で、数字や文字の読み違いが発生しやすくなり、それがミスの原因となります。
さらに見直しややり直しをする際に、どの途中式がどの問題のものか区別がつかないため、自分がどういうポイントで間違えやすいのか把握することができません。
教える側としてもこれは非常に指導しづらい、もしくは原因究明に手間と時間がかかるのでやめて欲しいです。。
パターン3「狭いスペースで解き直そうとする」
ノートの空白=思考のスペース
だと思っています。
狭いスペースで解き直しを行う際、「そこに収めたい」というのに脳のリソースを割くことになります。
ゆえに、「問題を理解する」ことに十分意識を向け切れません。
さらにパターン①と若干被りますが、狭いスペースに収めるために、必要な計算式を脳内で完結させようとしたりするため、ミスが発生しやすいです。
数学/算数のノートはこう使うべし!
ノートを半分に区切って、左半分に問題を解いていきます。
右半分は、問題を解くためのメモ、思考の整理に使います。
また、「行」よりも「四角のスペース」に収めるようなイメージで、問題を解き進めます。
そしてやり直しは、新しいページを使いましょう!
これは、見直しの効率を上げ、ミスのリスクを下げるための使い方の一例です。
他にも良いやり方があるかもしれません。
とにかくポイントは
♢ノートを広く使う
♢問題の答えとメモは隣り合わせて書く
以上2点です。
ダメパターンに当てはまる子は、意識的に取り組んでみてください!
それでは。