どうも塾長です。

 

成績を上げていくには、日々改善を積み重ねることが必要だと考えています。

 

そこで塾長が取り組んでいることは、生徒一人ひとりのテストを分析していくことです。

 

テストが終わり、学校の授業で復習が終わったら、全生徒から問題用紙と回答用紙を回収します。

 

そして、ミスの傾向、問題用紙に書かれたメモ(途中式など)、誤答の内容、などを確認していきます。

 

そこから、この生徒はどんな勉強をしていたのか、どんな考え方をしていたのか、どういった意識で勉強に取り組んでいたのかなど、マインドから取り組みに至るまで、何を改善すべきか洗い出します。

それを生徒と共有して、次回のテストでさらに上を目指していくことをやっています。

 

生徒が自分で気づけないような改善点を、明確に言語化し、共有していくことも仕事の一つだと思い、開塾から今にかけて続けています。

 

この見直しや反省を生徒だけに任せると

「次はもっと頑張る」

「今回は2回やったので次回は3回やる」

「次は漢字をしっかり覚える」

のような抽象的な話になりがちです。

(具体的な改善策まで自分で立てれる子は塾無しで受験まで突っ走れます)

このように抽象的な反省のままだと、具体的にどうやるべきかまで考えられていないので、次に生かされません。

 

だからこそ、プロとしてそこには介入していくわけです。

 

 

そして入塾したての生徒に多いのが、マインドの面での改善点。

 

「テストでのこの問題が出たときに、自分はしっかり正解できるだろうか?」

「数字や聞かれ方が変わっても、正解できるだろうか?」

 

このマインドを常に持って勉強しないと、思ったような結果は出ません。

 

◯時間頑張る。◯回解く。

 

のように、やった時間や量だけに意識が行ってしまっている子はいませんか?

 

テスト勉強の目的は、たくさん勉強することではなく、本番できちんと正解することです。

 

極論、1回やっただけで

「テストでちゃんと正解できるぞ」

という状態に持っていけるなら、1回でもいいんです。

 

頑張ることは素晴らしいことですが、頑張ったからには結果が出た方が楽しいと思います。

 

「テストで出されたら正解できるだろうか?」

 

これを常に心に留めておけば、自ずと効果的な勉強法にも辿り着くはずです。

 

今回うまくいかなかった子で、時間や量だけを追っていた子は、このことを強く意識すると良いでしょう。

 

それでは!