どうも塾長です。
中3数学が佳境へ入りました。
二次関数の単元が終わると、「相似」「円周角の定理」「三平方の定理」と怒涛の図形責めが始まります。
その中でも特に厄介な相似。
この単元で多くの定理を習うわけですが、日々の勉強が受験勉強臭を醸し出してきます。
例年、愛知県公立入試の数学で最も難しいのが図形の問題です。
そこでは、スムーズに解法を発想するのは困難です。
必要になるのは、泥臭く試行錯誤すること。
一部数学センスあふれる人は、すぐに発想できてしまうのでしょうが、凡人はやはり試行錯誤に限る。
ただ、入試は制限時間があり、大問3に割ける時間は多くて20分程度。
ゆえにその試行錯誤も高速でできなければなりません。
そのために今は解法のストック、とっつき方のストックを多く作る時期です。
中点に関する記載があれば、中点連結定理を疑ってみる。
線分の長さに関する記載があれば、平行線や相似な図形を作ってみる。
基本的なとっつき方はこんなもんですが、実にバリエーションに富んでいるので、
あーでもない、こーでもない。
という試行錯誤を行えるだけの、知識を今貯めていきましょう。
冬にはここに、三平方の定理の情報や、中2の時に習った図形の情報もミックスされてきて、難易度はさらに増していきます。
一つ一つ丁寧に定着を進めましょう。
それでは。