どうも塾長です。
全て自分ごとで考える。
これは幸せに生きていくためには、欠かせない考え方だと思います。
困った時は誰かがどうにかしてくれる。
うまくいかなかったことは誰かのせい。
みたいな考え方をしていると、
他人に不満を抱くことにつながります。
そして他人に不満を抱くだけで、状況の改善には一切つながりません。
状況は改善されないわけですから、他人への不満も消えません。
そうやって周りに不満を募らせて、自分は何も変わらない。
どうです??幸せになれそうですか??
時には誰かのせいにすることも大切かもしれません。
全部自分のせいだと、精神的負荷がかかりすぎて心を壊してしまうことにも繋がってしまいます。
まぁバランスですよね。
なんにせよ、基本は「自分自身のことは自分ごと」として生きていければ、
そんなに不幸な事態には陥らないと思います。
では、これを子供にどう伝えるのか。
我々大人は、ほぼ全員が受験という道を通過してきました。
そしてその結果、どういった人生が待ち受けているか、実体験から学んでいます。
学生時代にあまり勉強を頑張らず、希望の職に就けなかった方、
学生時代に勉強を頑張って、希望の職に就けた方、
(もちろん勉強すれば必ずしも希望の職に就けるとも限りませんが。。)
いろいろな立場の方がいらっしゃると思いますが、
共通して
「ちゃんと勉強しといた方がいいよね。」
という部分に落ち着いていると思います。
で、自分の子供たちにも、言葉は違えど
「勉強はしといた方がいいよ。」
と伝えているはずです。
しかし子供たちは、「勉強しなかったらどうなるのか?」というのが具体的に想像できません。
だって、経験していないのですから。
経験していないことに対して、「勉強しないと将来困るよ」と言っても、
あんまりピンとこないはずです。
(あんまりよくわからんけど、どうやら勉強しないと困るらしい。)
くらいの認識の子がほとんどだと思います。
そんな認識だと、勉強のモチベーションも上がらないものでして。。
冗長になりましたが、これらのことを踏まえて「子供にどう伝えるか」です。
実際塾長が生徒たちに伝えている方法は、
「今を起点に、一緒に将来をイメージしていく」
ことです。
いきなり「10年後を想像せよ」と言っても難しいので、
まず受験当日をイメージしてもらいます。
現状の成績が、志望校に到達していない場合、
塾長「今、◯◯高校の合格ラインには達してない状態だけど、●年後の受験で、勝手に合格できるレベルになってると思う??」
生徒「思いません。」
塾長「じゃあどうしたらそのレベルに到達できると思う?」
生徒「今から頑張らないとダメですね!」
めちゃくちゃ簡略化しましたが、こんな感じです。
どうしても大人は、今の立場から子供に物申したくなりますが、一旦子供の立場に立って一緒に想像を膨らませていく感じです。
とにかく意識すべきポイントは、
・「今」と「未来」は繋がっていること
・未来をよくするには「自分」が頑張らないとダメなこと
を実感させることです。
だから、おうちでは
「勉強しなさい!」
という言葉よりも、
「このままだとどうなってしまうか?」
「現状打破するにはどうしたらいいと思うか?」
というのを一緒に想像する時間を作ってもらいたいな、と思います。
それが巡り巡ってモチベーションにつながり、自発的な勉強に繋がっていくはずです。
自分で進路を決めて、そのために自分の手足で努力をする。
人生の節目節目で、その選択と行動を自分でやれば、きっと死ぬときに「幸せだった」と言える人生になるんじゃないか?
別に失敗してもいい。死ぬわけじゃないし、人生もそう簡単に終わらない。
大事なのはどうやってそこから立ち直っていくかだ。
その第一歩目が高校受験やで。
と、思うわけです。
そんなことに気づいたのは塾長自身が、1度目の大学受験を終えた頃でした。。笑
もう3年早く気付きたかった!!笑
高校は、大して勉強せずに偏差値60近くの高校に入れたから、まぁ大学もMARCHくらいには行けるだろう。
(※MARCH=明治、青山学院、立教、中央、法政)
と、とんでもない勘違いをしていた大馬鹿野郎でした。。
後悔というのは結構引きずるもので、ずっと心の中にモヤモヤと残り続けて気分が悪い。
もう今後の人生で、そんな後悔は残さないように、日々生きていく所存です。
それでは!