どうも塾長です。

 

今日のタイトルはニュースのタイトルからそのまま拝借しました。

 

先日以下のリンク先にある記事を読みました。

 

今の日本社会に対して、なんとなく塾長の心の中にあった違和感を、見事に文章化してくれており、

 

ああ!これよ!俺の言いたかったこと!!

 

と、なりましたので紹介させていただきます。

 

イチローも警鐘を鳴らした…「大人に叱ってもらえない」Z世代が直面する「やさしさという残酷」

(引用元:yahooニュース)

 

めちゃくちゃに要約すると

 

1,優しさ≠甘さ

2,厳しさ≠ハラスメント

 

であり、そのあたりを混同されて、ぬるま湯に浸かってきてしまった能力の低い人間は、全て自己責任にされてしまう世界だ。

それは残酷なことだと言えないか??

 

といったことが書かれています。

 

1つ目は、子供や保護者の方に持っていただきたい視点で、

2つ目は、僕ら指導者側が持っていないといけない視点ですね。

 

 

子供から嫌われ役になってでも、最低限の能力を身につけさせてやるのが、教育という仕事だと思っていますし、

ずっとそうやってやってきました。

(この価値観に関しては、多種多様だと思うので、他の意見を否定する気は毛頭ありません)

 

特にウチは義務教育の内容を主に扱う塾なので、義務教育の内容くらいきちんと身につけて社会に送り出すことは使命だと感じています。

 

今現在中3生は、全員が必死に自ら勉強しています。

1,2年生の頃は耳にタコができるほど「やりなさいよ」と言い続けていましたが、

今はそんなこと言わなくてもです。

誰しも、やらねばならない局面に至ればやるんです。

 

ただ、子供自身が自らやろうと思ったときに、

全く能力が伴っておらず、時既に遅し。な状態だったとして、

それは頑張ってこなかった君の自業自得だね。

となってしまうのはかわいそうだと思うんです。

 

だからウチはウチに入塾した時点で、そもそもやらない子、やっていたとしてもペースが到底テストや入試には間に合わない子には厳しく尻を叩きます。(あくまで比喩ですよ?実際に手は出ませんので。。)

 

しかし、ウチは高校受験塾ですので、大体中学生になってから生徒と関わりを持ち始めます。

その時点で、すでに手遅れな子(高校受験において)も少なからずいます。

そんな子達に伝えるのが、

 

高校受験で志望校には手遅れかもしれないけど、長い目で見れば挽回していける。

 

今まで甘えてきてしまったんだったら、それを取り返すのは今じゃないか??

 

ここで諦めたら、この先だってずっと諦めていくことになってしまうんじゃないか?

 

未来はいつだって今の延長線上で、自分で切り拓いていくんだぜ!

 

ということです。

 

こんな若造が生意気だと思うし、青臭いセリフかもしれませんが、

 

自分はずっとそうやって生きていきたいし、日本全体がそういう風潮になっていけば、まだまだ未来に希望はあるんじゃないかと思っています。

 

塾長一人が及ぼせる影響なんて微々たるものですが、少なくとも生徒たちにはそういうマインドを伝えていきたい。

 

志望校には届かなかったとしても、成績上げて、「自分も頑張ればできるやん!」というのを気付かせて、自信を持って生きていってほしい。

 

何より、大人が社会に文句ばっか言って自分を変えようとしなかったら、子供だってそんな未来に期待が持てないんじゃないか??

 

給料が、休みが、待遇が、

会社が、学校が、先生が、上司が、社会が、

 

不満は尽きないとは思いますが、既に大人の人は、今からでも良い方向に向かわせる努力はできると思いますし、

そういう諦めない姿を背中で見せながら、ときに必要に応じて厳しい言葉をかけるのも大人の役割じゃないか?

 

と思います。

 

みんなにとって明るい未来が来ますように。

 

それではこの辺で。