どうも塾長です。

 

明日から各中学校で二学期末テストが始まりますね。

 

ウチの塾生たちも全力で勉強に励んでおります。

 

で、ここで一つ。

 

 

進学塾xでは、テスト前の土日は9時〜17時で学習会を行うのですが、

そこでの主な塾長の役割は、勉強法の修正と質問対応です。

 

いつも高得点をとってくる子は、そんなに言うことはないのですが、

あまり点数が奮わない子は、やはり取り組み方に課題が多々あります。

 

具体的に観測されるものを1つ挙げると以下の通りです。

 

●社会や理科で、単語だけを丸暗記しようとしている

 

 

 

 

……

 

オイオイオイオイオイ!!

 

こんな勉強の取り組み方を目撃してしまったら、

 

塾長の中の勉強法警察(別人格)が、黙っていてはくれません。

 

本当は縁側に座るおじいちゃんのような気持ちで眺めていたいのですよ。。

 

で、勉強法警察になってしまった塾長は生徒に問います。

 

「勉強楽しい??」

 

と。

 

返ってくる返事は

 

「いえ、楽しくないです。」

 

だよなぁ。。

 

 

イメージしてみて欲しいのですが、

 

 

・4383593286547

・8657895372332

・4327624857438

 

今適当にキーボードを叩いて出た数字ですが、

これ、覚えられますか?

 

仮に覚えないといけないとしたら、かなり苦痛じゃないですか?

 

「言葉だけ」を覚えるというのはこれに近いです。

 

苦痛で、なおかつ覚えたとしても意味がわからないので、点数にも繋がらない。

 

「そりゃあ楽しいわけないよなぁ」

 

社会は、

地理なら地図や実際のデータや写真とセットで、

歴史なら流れを抑えたり、作品などは写真とセットで、

 

これは鉄則です。

 

今覚えている言葉が、地名なのか、人名なのか、政策の名前なのか

 

こういうことすらも意識しないまま、言葉だけの丸暗記に走ってしまっている人は、意外と多いと思います。

 

例えば、

 

柑橘系は比較的暖かく、水捌けの良い土地で生産されていることが多いです。

それを満たす地理的条件は、南向きの傾斜地(日当たりがよく、斜面に沿って水が流れていく)、かつ日本で言えば太平洋寄りという事になります。

 

そのような条件があることがわかれば、愛知の蒲郡や、静岡の三ヶ日、和歌山、愛媛の宇和島などでもみかんが有名になることがわかりますね。

 

そうやって覚えたら楽しくないですか??

点と点で存在していたはずの知識が、あるルールをもとに繋がっていく感じ!!

気持ち良いですよね!?

 

社会はそうやって勉強して欲しいんですね。

 

そうやって覚えたものはそう簡単に忘れません。

加えて、トータルの暗記量も少なくて済む(=導き出せる)。

 

一石二鳥超えて、一石十鳥くらいの効果です。

 

テストの前日の、しかもこんな時間(PM10:00)に言われてもすでに遅いかもしれませんが、次回以降意識してみると良いです。

 

 

それでは、今日は早く寝て、明日のテストに備えましょう!