どうも塾長です。

 

随時更新していく形を取らせていただきます。(完了後、この文言は削除します。)

 

ひとまず、受験生のみなさんはお疲れ様でした!

 

この分析が更なる不安を煽るのか、それとも不安を和らげるのか、

 

それはわかりませんが、

 

毒か薬にはなりますので、気になる受験生だけ見てね!

 

 

 

国語

準備中

来年度以降

準備中

 

数学

昨年より難化傾向でしたが、全体を通してみれば、一昨年以前のレベルに戻った感じです。

昨年がかなり簡単だったことから、事前に難化は予想していたので、戸惑いは少なかったかと思います。

 

大問2全て、大問3(2)①(3)①は上位校(偏差値60〜)を目指す子たちにとっては差がつく問題になったと思います。

 

特に大問2(3)②は「追い抜く場合は含めない」を見落とさずに解けたか。これが心配です。

 

大問3(2)②と(3)②は例年通りですが、かなり難しかったです。

TOP高(偏差値68〜)のように1点の勝負になるような高校はここが差になるでしょう。

 

逆に中堅校以下の高校であれば、みんなできていないはずなので、できていなくても気に病む必要はありません。

来年度以降

数学はある程度形式が決まっています。

中堅どころの高校を目指す子は、教科書レベルの問題をすらすら解けるレベルまでやれていれば大丈夫です。

 

上位校を目指す子は、教科書レベルは瞬殺できるレベルへ。

それが終わったら、全国の入試問題に触れながら、応用力を高めましょう。

ただ大量演習は有効ですが、思考が伴わず、パターン暗記に陥らないように注意しましょう。

 

社会

昨年より簡単でした。

昨年は鬼のように難しかった(というよりも、解くのが疲れた)ので、その反動でしょう。

 

歴史、地理は、非常に選びやすい選択が多かったです。

 

公民は大問5(1)②の選択をXとしていないか心配です。

消費者物価指数というのは、前年の数値を基準として、上がっていれば正の数%、下がっていれば負の数%です。

つまり、グラフだけを見ると下がり続けているのはXの期間ですが、%は正の数なので物価としては上がっています。

負の数%を含むのはZの期間なのでZの期間で物価の低下が起こっていることがわかります。

 

また「キャッシュレス決済」に関する出題は、身の回りの生活にきちんとアンテナが張れているか??

 

というのが勝負の別れ目になったかと思います。

今後もその傾向は続くでしょう。

 

来年度以降

単語を暗記しているだけだと、一切得点できない形式です。

単語を覚えなくても良い、という意味ではなく、

単語の暗記は当たり前に行った上で、

 

歴史→流れを自分の言葉で説明できるように。

地理→地図上での位置と国名や山脈や川や気候帯を一致させる。

   地理的特徴と名産品の因果関係を持たせて覚える。

公民→身近な例と照らし合わせて、また具体例と照らし合わせて覚える。

 

ような勉強が必須です。

 

また普段から、政治や経済など、身の回りのことに興味を持って調べたりする姿勢も非常に重要です。

 

理科

問題の難易度としては例年並みでしたが、出題のされ方に見慣れないものが多かったので、トータルで見ると平均は昨年より下がると思います。

 

大問3の(4)の計算は、非常に煩雑に感じたとは思いますが、電流を流す時間に比例して塩酸の濃度が薄くなっていくことに気づければ、対応可能だったと思います。

 

月から地球を見る。というのは、新しいなと思いましたが、

塾生のみんなには、

「普段から絵を描いて、自分がそこに立っているイメージをして見え方を確定させる。」

と伝え続けてきたので、そのように解けていれば対応できたと思います。

 

来年度以降

理科も社会同様、非常に難しいテストとなっています。

 

まず何より、問題文が長い&煩雑!

あとは、定理や決まり事の「正確な」理解が求められます。

 

例えば「焦点」という言葉は誰もが知っているでしょうが、どんな点だか明確に言葉で説明できますか?

仕事は「N×m=J」で計算しますが、そもそもの仕事の定義を説明できますか?

 

こういった細かい部分まで理解しているかがポイントとなります。

 

さらに知識や計算力、思考力も必要ですが、問題を丁寧に読む忍耐力、読解力はもっと必要になる試験です。

 

普段から、難しい問題、長い問題、複雑な問題にもじっくり向き合う姿勢が大事です。

わからんからって、すぐに解説を見ているようでは、こういった問題を読み解く力はつきません。

非受験学年の皆さんは、まだ時間があるので、1問1問に時間がかけれます。

頑張って!

 

英語

難易度は、例年並み〜例年より簡単くらいだと思います。

 

特に難しさを感じるところはなかったです。

語彙も文構造も、例年並み〜例年より簡単な文章だったので、スラスラ読めたのではないかと思います。

 

特筆すべき点としては、仮定法の出題が始まった点ですね。

しかし問題自体は、仮定法であることに気づければ選択は容易だったかと思います。

来年度以降

英語は理社数のように単元別の出題はありません。

単語、熟語(イディオム)、文法をしっかり覚えるのは当然として、長文を読むときにそれらの知識を瞬時に引き出せるようにしておかねばなりません。

単語や熟語、文法の暗記は量が膨大です。今しっかりできていない子は、今からすぐに取り掛かってください。

中3夏から始めても間に合いません。

 

加えて、資料を併せ読むような傾向も昨年から続いており、高校側も、英文は読めるのは当然で、情報処理力や文脈を読み取る力を求めていると感じます。

そもそも英文が読めない子は、リアルに0点、もしくはロト6状態も予想されるテストですので、早急な対策を!

 

まとめ

入試は定期テストとは全く違います。

 

定期テストは知識の「定着」が求められる問題がメインですが、

入試は知識の「活用」がメインです。

 

覚えること、理解することは、できていて当たり前。

さらにそれらはちゃんと使えるようになっていますか??

 

そういう学生を高校は求めています。

 

なんでか知らんけど、そういう決まりなんでしょ?

で済ませているようでは厳しいです。

 

常になぜ?を持ちながら学習に取り組んでほしいです。

 

そういった日々の取り組みが、数年後大きな力になっていきます!

 

未来の受験生!頑張るぞ!!

 

それでは。